2026年10月時点|6億6100万点を見て、ベンチマークの不正を考える

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2026年10月17日
Daniel Luフルスタックエンジニア | コンテンツクリエイター

異常値と不正の証拠を分け、ランキングの信頼性を考える。

カテゴリー:データ&インサイト

2026年10月時点
Microsoft Basic Render Driverと申告された計算テストの一群では、中央値5104に対して最高点は661036218だった。調査すべき差だ。意図的な偽スコアはランキングを傷つけるが、この数字だけで投稿者を不正者と断定することはできない。

まず記録を確認する

計算テストv1の例。同じ完全なrenderer文字列で集計し、表示名だけ短縮した。申告が同じでも実機が同じとは確認されていない。
申告ラベル(略称)件数中央値最高点最高点/中央値
Microsoft Basic Render Driver4885,104661,036,218129,513.37×
NVIDIA RTX 4060 Laptop GPU (0x000028E0)2701,017,426.5257,091,432252.69×
NVIDIA RTX 5060 Laptop GPU (0x00002D59)2621,234,287.5382,482,277309.88×

56件は不正者56人ではない

版を分け、正の点数が20件以上ある同一ラベル群で中央値と比較した。10倍超、100倍超は点検用の基準であり、導入済みの不正判定ではない。
テスト・版版の記録数比較対象中央値の10倍超中央値の100倍超
3D v36,1433,720122
GPU compute v18,1095,5444418
比較対象9264件のうち10倍超は56件、約0.60%、100倍超は20件。旧3D版193件は混ぜていない。少数群も安全と認定したわけではない。3Dの12件には11ラベル、計算の44件には44ラベルがあるが、ラベルの共有・変更・重複があり人数には換算できない。

罰する前に必要なこと

識別、時間計測、単位、実装の問題も異常値を生む。Unknown GPUなどは実機の確認にもならない。不正な点数は順位や比較をゆがめるため、原記録を残して要確認と検証済みを分け、版・中央値・分位点・件数を表示し、処理量や時間の整合性を検証したい。これは今後の提案で、削除や利用停止を実施したという意味ではない。